1. |
甘い草を舐める
01:36
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2. |
百貨店
04:03
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伊勢丹のエレベーターに乗って お前が星に帰った日
穴の空いた靴下をポケットにしまって お土産にしたのさ
もう片方はお前が持ってった
三越のエレベーターに乗って 自分は自分の星に帰る
たくさんの楽器持って楽譜も忘れず 鞄に仕舞ったんだ
バンドの音を鳴らそうか
伊勢丹のトイレに立てこもった お前のことを覚えてる
自分を人質にして助けが来るのを 待っていた
お前のことを覚えてる
三越のエレベーターに乗って 自分の星を見つけたよ
お前が想像するような立派なもんじゃない だけど好きなんだ
自分の星を見つけたよ
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3. |
山師をやめた男
01:40
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4. |
土
01:52
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5. |
声が聞こえない
05:01
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声が聞こえなくなって また一人消えたことを知った
お風呂に潜って 魚になった日に
町を歩く人の顔が見えない 電話をしても声が聞こえない
テレビの中でだけ 話が通じるみたい
窓の外の景色が消えて 郵便も届かなくなった
もう何日も 水を飲んでいない
最後に聞いた音楽を思い出せない
いつの間にか冷蔵庫がない その次に洗濯機がなくなった
雨に濡れて目覚めた 屋根がなくなった朝に
左手の前に右手がなくなった 目は見えるが耳は聞こえない
あんなに好きだった お菓子を食べたくない
窓の外の景色が消えて 郵便も届かなくなった
もう何年も 夢を見ていない
眠れない夜がひっくり返る
もう最後まで 君に会うことはない
最後に聞いた音楽を思い出せない
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6. |
心霊写真
02:44
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7. |
ピストル
02:17
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8. |
風を防ぐために
02:11
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9. |
上島さん
03:27
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たくさんのトラックが土砂を運び込む 工事現場にあなたはいる
通り過ぎる人たちのこれまでとこれからに 触れることで生きている
工事現場の誘導係だった上島さん 路上に立っていたあなたに会ったのはオリンピックの真っ最中でした
一方通行の狭い道路を通り過ぎる人たち その人たちを誘導するあなたが僕を見つけて話しかけてくれた
何も間違っていないとあなたは言いました 僕のこれまでとこれからを知っていたのでしょうか
上島さんの名前と電話番号 書いてくれたメモをまだ持ってる
財布の中に大切に仕舞っているよ いつか使う日が来ると思う
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10. |
悠久山
03:03
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11. |
霊障
01:26
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12. |
海の幸
02:33
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13. |
念写
01:30
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14. |
穴を掘って進め！
01:12
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15. |
領域
03:59
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何かを知るためにここに来た 進めなければ引き返すしかない
川の流れに逆らって舟を押す 雨が重たくなる
百年も前に会ったきり あなたの顔は思い出せないので
振り向くことはないと思う 背中が揺れている
あなたが行き先を告げる 舟を押すのには痛みが伴う
川の流れに逆らって終わりを目指す 向こう岸が見えて来る
小さな石を集めて あなたのために取っておく
大きな壁に空いた一つの穴に たくさん投げ込めるように
ひとつ投げる ふたつ投げる 外れた石が割れて壊れる
ひとつ投げる ふたつ投げる 外れた石が沈んでゆく
ひとつ投げる ふたつ投げる あなたの顔が私に見える
ひとつ投げる ふたつ投げる あなたの顔が私に見える
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16. |
飛ぶ夢
04:01
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